移動の自由を、当たり前に。─ 代表メッセージ
2026.05.12

私たちは、「人が移動の自由を謳歌できる世界を実現する」ことをミッションとし、日本社会における移動のストレスを減らすことをビジョンに置きながら、そのための決済技術の開発を進めてきました。
私たちの交通決済サービス「Q-move」が最初に国内の交通サービスで導入されたのが2019年。キャッシュレス化の波は、いまや日本社会にも確実に広がっています。切符を買う人が減り、クレジットカードやスマートフォンをタッチして改札を通り抜ける光景は、もはや珍しくありません。
現在、Q-move は交通利用の選択肢の一つとして、多くの方々に日々ご利用いただいています。システムを1時間止めれば、数万人の方が移動できなくなる。その事実が、私に深い責任感を刻み込んでいます。かつては新しい技術を作り上げることがゴールでした。しかし今、私たちが向き合うのは「社会インフラを止めない」という、より大きな使命です。
QUADRACはクラウドサーバーから改札端末まで、一気通貫で自社開発しています。これは国内でも稀有な取り組みです。海外では1社ごとに個別のシステムを構築するのが一般的ですが、私たちは複数の鉄道事業者が相互乗り入れをする日本特有の複雑な構造に対応するため、クラウドで一元管理するアーキテクチャを選びました。だからこそ、鉄道やバスなど120社以上の事業者にスピーディーに展開できています。クラウドサーバを活用した冗長構成から、端末の組み込みアプリまで、私たちが扱う技術領域は幅広い。それはすなわち、エンジニアとして、そして事業企画や営業としても成長できるフィールドの広さを意味します。

日常を支える社会サービスに携わる価値
サービスが全国へ展開する中、いまは大きな転換期を迎えています。これまでの「新しいサービスを作り導入する」フェーズから、「社会を支えるサービスを安定して運用し拡大していく」フェーズへ。この変化の中で私たちが求めるのは、ただシステムを守るだけのエンジニアではありません。交通事業者や金融事業者と密に連携しながら現場の課題を吸い上げ、技術的な提案を形にできる人。そして将来的には、移動した後の買い物や街全体のサービスと連携するような、新しい価値を一緒に作っていける人です。
私たちのサービスは、あなた自身も毎日使うインフラです。目に見える場所で、社会に必要とされているものをつくる。「これ、自分が作ったんだ」と家族に誇れるようなやりがいこそが、QUADRACで働く意味だと思っています。
タッチするだけで、チャージも切符も気にせず、どこへでも自由に行ける世界をつくりたい。移動することの楽しさに、人々が集中できる社会をつくりたい。そんな次の当たり前を、一緒につくっていきましょう。
QUADRAC株式会社
代表取締役社長 高田 昌幸